アーヴィング・ペン
Irving Penn: Works 1939–2007. Masterpieces from the MEP Collection
Presented by DIOR
From the collection of MEP, Paris (Maison Européenne de la Photographie) in collaboration with The Irving Penn Foundation
京都市美術館 別館
Curated by サイモン・ベーカー
会 場:京都市美術館 別館
所在地:京都市左京区岡崎最勝寺町13
展示デザイン コンセプト
アーヴィング・ペンが写し出そうとした風景を現代に再構築する。
会場となる京都市美術館 別館は、1930年に京都市公会堂東館として建てられたRC造の和風建築物であり、現在は展示施設として近代的に改修され、展示室もホワイトキューブとなっている。この漂白された空間において、オリジナルプリントの作品一つ一つをきちんと見せながらも、ペンが当時見たであろう視点や構図の発見を、来館者も感じられるようにすることを目指した。撮影セットに見立てた三角形の壁は、ペンが撮影に用いていたセットから着想を得ている。その中で来館者は、作品の鑑賞者であり、被写体でもあり、撮影者でもあるという体験をすることとなる。この視点の横断によって、ペンが見たであろう世界を少しでも垣間見ることができると考えた。
デザイン担当:遠藤克彦/外﨑晃洋/石村翔一
Photo:(c)Takeshi Asano – KYOTOGRAPHIE2022
関連リンク
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022」
アメリカ人写真家 アーヴィング・ペンのセノグラフィーを担当