KYOTOGRAPHIE 2019 展示デザイン @建仁寺

KYOTOGRAPHIEは今年で7回目の開催を迎える、世界中から注目される国際写真展です。京都各地の歴史的な建造物や強い構築性を持つ近代建築や現代建築、また現在は使用されていない工場跡など、メッセージ性を持つ複数の場所で開催されました。

今回、遠藤克彦建築研究所はKYOTOGRAPHIEからお話を頂戴しまして、建仁寺両足院においてドイツ人写真家アルフレート・エールハルト(1901-1984)の日本初の大型展示の会場構成を担当させていただきました。

アルフレート・エールハルトは、オルガン演奏家、聖歌隊指揮者、作曲家、画家、美術教育者、写真家そして映画監督など、様々な領域を横断して活躍したアーティストです。1928-1929年、彼はバウハウス(その頃はデッサウ)に生徒として、また後半は助教授として所属していました。そして本年はそのバウハウス創立から記念すべき100周年にあたります。

池泉廻遊式庭園を取り囲むように配置された大書院と茶室2軒を会場に、自然を切り取るエールハルトの写真と庭園を一体の風景として鑑賞できるようにデザインを試みました。エールハルトが実証したいと心を砕いていた「自然界の形の豊かさは混沌からではなく、無駄が全てそぎ落とされた設計(デザイン)の証拠であること」を提案いたしました。

開催概要 : 京都国際写真祭 KYOTOGRAPHIE 2019
会期:2019年4月13日(土)- 5月12日(日)
主催:一般社団法人KYOTOGRAPHIE
共催:京都市、京都市教育委員会、京都ブランド推進連絡協議会
KYOTOGRAPHIE公式Web