「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022」

2022.04.09

アメリカ人写真家 アーヴィング・ペンのセノグラフィーを担当

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」を存分に愉しんでいただく上で、重要な要素の一つに、京都の趣ある歴史的建造物から近現代建築まで、空間が持つアイデンティティーを最大限に活用し、作品の世界観を引き立てる展示空間デザイン(セノグラフィーデザイン:Scenography Design)がある。
遠藤克彦建築研究所は2019年より本写真祭に参画し、セノグラフィーに携わってきた。 2019年は両足院(建仁寺山内)を会場に、バウハウス出身のドイツ人写真家、アルフレート・エールハルト(Alfred Ehrhardt)のセノグラフィーを担当。2020年は老舗帯匠「誉田屋源兵衛」内の「竹院の間」にて、映画監督ウォン・カーウァイの元専属フォトグラファー兼グラフィックデザイナーのウィン・シャ(Wing Shya)の作品展「一光諸影」のセノグラフィーを担当。2021年は、かつて日本銀行京都支店として賑わった洋風建築「京都文化博物館別館」を会場に、オランダを代表する現代アーティスト、アーウィン・オラフ(Erwin Olaf)の作品展を手がけた。

そして今年は、メインプログラムのひとつである「京都市美術館 別館」にて、スタジオポートレートの巨匠として知られ、後世の写真家たちに多大な影響を与えたアメリカ人写真家アーヴィング・ペン(Irving Penn)の作品展を担当。2022年も各プログラム開催会場にて、展示作品とセノグラフィーとのコラボレーションをも愉しんでいただける「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」となっている。 

Irving Penn: Works 1939–2007. Masterpieces from the MEP Collection
Presented by DIOR
From the collection of MEP, Paris (Maison Européenne de la Photographie) in collaboration with The Irving Penn Foundation
Curated by サイモン・ベーカー

会場 | 京都市美術館 別館
会期| 2022年4月9日(土)- 5月8日(日)
開館時間 | 10:00–17:30 | 休:4/11、18、25
※入場は閉館の30分前まで。
一般 | ¥1,500
学生 | ¥1,200(要学生証提示)
主催 | 一般社団法人KYOTOGRAPHIE
共催 | 京都市、京都市教育委員会
後援 | 京都府、在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本
公式Web site |https://www.kyotographie.jp/
開催概要| KYOTOGRAPHIE 2022 京都国際写真祭

デザイン担当:遠藤克彦/外﨑晃洋/石村翔一

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