KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2021 _ Erwin Olaf

会 場:京都文化博物館別館
所在地:京都府京都市中京区菱屋町48三条通高倉西入

展示デザイン コンセプト
かつて日本銀行京都支店として賑わった洋風建築「京都文化博物館別館」を会場に、オランダの写真家アーウィン・オラフによる、パンデミックの渦中において制作された2種の異なるストーリーを持った作品群を横断的に鑑賞するデザインを試みる。 黒と白で構成された2つの空間はそれぞれの作品ストーリーを示唆している。「April Fool」に表現される世界変転の不条理、「Im Wald」に表れる自然への畏怖の念を黒白それぞれの空間によって強調し、それらを表裏一体なものとして共存させ、ひとつの流れとして提示している。 コンテンポラリーなボリュームを歴史的建造物の中に配置し、時間的対比関係を示す事によって、作品の現在性は歴史をも横断すると考えている。

デザイン担当: 遠藤克彦/外﨑晃洋/持永篤史/岸本祐衣

Photo:(c)Takeshi Asano – KYOTOGRAPHIE2021

関連リンク
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2021」
 オランダを代表する現代アーティスト アーウィン・オラフ氏のセノグラフィーを担当