高崎市産婦人科クリニック

高崎市にて設計監理を行っている産婦人科医院の改修工事である。実績と信頼で訪れる地域のお客様・患者さんのために、さらなる使い勝手の向上を目指して改修工事を行うこととなった。
改修工事の目的は大きくは2つ。一つは待合室の改修である。患者数が多いことから非常に待ち時間が長く、その時間をゆったりとくつろげる空間を計画して欲しいということ。もう一つは各病室の改修であり、老朽化して痛んできた各病室を、もっと快適なものへと計画して欲しいということであった。しかしながら、切れ目ない来訪者の中で工事を進めていくというのは至難の業。来訪者の少ない週末の間だけで工事を行い、日曜日の夜には簡易隠蔽を行って月曜日からの診察に備えなくてはならない。アクロバティックな工程を、計画段階から改修終了まで約半年をかけて、この年末に竣工の目処となった。
待合室には、私たちが「モノリス」と呼ぶ、LED照明を仕込んだアクリルの照明兼収納棚が林立している。この、周囲をぼやっと照らす不思議な照明が、人気の高いクリニックの待ち時間を、少しでも和らげられたらと考えている。

所在地
群馬県高崎市
用途
産婦人科
建築設計
遠藤克彦建築研究所
延床面積
498.37㎡
規模
地上2、3、4階
施工
株式会社 竹花組